素晴らしい「おかあさん」

女性は凄いと思う。あるときは娘になり、あるときは妻になり、またあるときは母になる。人格としては一人なのだが、全く別な人格の如くに振る舞うことができるのだ。特に、母としての女性は一際凄い。美しく綺麗に見せたい着飾りたい、というのが女性の本性だと思うのだが、母となり、いざとなると、着飾ることを忘れ、髪を振り乱して子どものためにひたすら尽くすのだ。子どもはそんな母心がわからず、着飾ることを忘れた母親をなじることもあるが、当の母親はお構い無しだ。そんな母心がわかるのは、自分が母になってみなければ本当の意味でわかるまい。人類の歴史が何千年か、何万年か、何十万年かはわからないが、絶え間なく面々と続いてきた大きな要因は、そこ(母心)にあるのかも知れない。

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