愛してる2

日本人は「愛してる」と言わない。めったに言わない。これは男に限ったことではなく、男女ともにそうなのだろう?それだけに、言うときは「ここ一番」という時になる。すると、その一言に感動したりする。つまり、日本人は、軽々しく「愛してる」と言わないのだ。

となると、「愛してる」と言わなくとも、普段は別の愛情表現があり、お互いに気持ちが伝わったり、気持ちを確かめたり出来たのだろう。これまでは・・・だ。

しかし、これからの時代は様変わりするように思う。メールにSNSにLINEにと、表現というか、コミュニケーションの取り方が大きく変わってきているからだ。デバイスを通じたコミュニケーションが普通になった分、生身の人間とのコミュニケーションにおいては、どう表現したら良いのかわからない。なんてことになりはしまいか?絵文字やスタンプでは簡単に表現できても、自分の言葉や表情、身振り手振りで表現しようとすると勝手が違うし、相手のそれを読み取ろうとすると、表面的には◯◯だと思っても、真意も◯◯なのか、それとも真意は●●なのか。なかなか簡単ではない。人間関係は、昔から複雑怪奇だ。

なので、時代がどんな風に変わろうとも、コミュニケーションの中心はフェイストゥーフェイスとして、やはり、夫婦関係においては、心を込めて「愛してる」と口に出して言い、愛情を確かめ合える関係を築きたいものだ。

動画の奥様は、録音してまで何度も繰り返し聴きたい様だ。日本人も、やっぱり「愛してる」と言って欲しいのだ。

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