白金カイロの思い出

小学生の頃、通学路の途中に小さな電気屋さんがあった。(今でもそのお店はあるが、当時は今より小さかった。)赤外線を使ったチャイムが設置してあり、お店に入ると「カンコン」と鳴る。それが子ども心に不思議で面白かった。ある時、ショーウィンドウにUFOの様な形をした「白金カイロ」が飾ってあるのを見つけた。何を思ったか、お小遣いを貯めてそれを買い、両親にプレゼントした。確か、4〜5年生だったと思う。

『親を喜ばせたい』という思いはいったいどこから湧いて来るのだろう?

産経新聞2月24日の朝刊に掲載された「ひなちゃんの日常」を読んで、昔を思い出しながら、ふと思った。