仲良し嫁姑こそ、子孫繁栄一家隆盛の鍵

うちの嫁とは日中、一緒に仕事をすることが多い。別々のときでも、嫁も一日中働いている。仕事が終わると、自宅へ帰り、てきぱきと瞬く間に夕飯を作る。ざっと6〜8人分。同じ様に、大人数の洗濯を朝に夜に、合間合間にやって、干す。もう、これが精一杯。洗濯物を取り込んだり、たたんだりを母が手伝ってくれている。母と言っても昭和4年生まれの、後期高齢者にずっと前に突入したにもかかわらず元気いっぱいのスーパーおばあちゃんだ。掃除はというと、子ども達が決められた時間にみんなしてやっている。

そんなこんなで、お陰様で、俗に言う「嫁姑問題」は無く、仲良くやってくれている。そういったこともあってか、子ども達も素直に、そして、人様のお役に立てることに喜びを感じながら日々の暮らしを送ってくれている。

いわゆる「家」の運命は嫁次第とも言われるが、嫁を迎える姑、そして嫁と姑との関係も極めて重要だ。ほとんどの家庭が核家族化し、嫁と姑との接する機会が少なくなり、ぶつかること自体が減っている昨今だが、それは乗り越えたのでも何でも無く、すべてを先送りしているに過ぎない。世の中を見渡した時に、次の世代の若者たちにつけが回って来はしまいかと気が気ではない。

動画に登場する新郎のお母さんが結婚式の場で見せた姿と語った言葉。実話かフィクションか定かではないが、これほどまでに嫁を擁護し大事にする姑ならば、その家の将来は安泰で、子孫繁栄・一家隆盛間違いないと思う。大和撫子は、サッカーチームの専売特許ではなく、家庭にこそ、その花を咲かせたいものだ。

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