どん底のときこそ、人を愛する

どん底のとき 加山雄三

松本めぐみは、パシフィックホテルの倒産で莫大な借金まみれになり、周囲の誰も相手にしなくなり失意のどん底にいた加山雄三と結婚した。全てを失った加山雄三に、松本めぐみは有り金をはたいて、ピアノをプレゼントした。ご飯とひとつの卵を二人で分けあうほどの貧困の真っ只中に・・・。

妻の愛に感動し、一念発起して想いを込めて作った歌が、「海、その愛」だという。

 

 その時の経緯を伝える『どん底のとき 加山雄三』の動画の中(2:43〜)、「やっぱり、人間、裸一貫になったときに、本当にその愛がわかるんだな、ということを感じて・・・。」この時の加山の言葉は真実に違いない。

 

私はヒットした「海、その愛」よりも、その時の想いが表れている『<もうひとつの>海その愛』を聴くと力をもらえる。

 

『どん底のとき 加山雄三』の動画の中(4:00〜)、加藤諦三が登場し、こう語る。

「極端に言えばね。逆境の時には、助けてくれ〜と言うよりも、助けてくれ〜という人を助けようと思ったら、自分が、やる気が出てくる。逆境の時に自分を助けてくれる人を見つけちゃうから、いけないので、逆境の時に、助けてくれって言っている人を助けようと思えば、自分の逆境が抜けられる。」

 

自分自身、これまでに何度も自分が大変なときに限って、助けて欲しいと言って来る人が現れた。その度に、「人の世話をしている場合ではないんだけど・・・。」という思いと葛藤しながらお世話をさせていただくこともしばしばだった。しかし、これは明らかに間違いだった。その度毎に、自分自身が救われていたのだ。

 

新しいブログを始めて今日が10日目。三日坊主の私が10日続けられたのも珍しい。そして今日は1月8日。10は帰一数とも言われ、8は再出発の数とも言われる。心の持ち方や考え方を改めて、心機一転して希望を胸に今年を出発しよう!

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