西野カナ『トリセツ』

以前、『◯型男(または女)の取扱説明書(トリセツ)』という本が流行った。

書店でざっと目を通しただけだったが、「当たってる・・・」と思う一方、「血液型だけでわかるもんか・・・」という偽らざる思いもあり、じっくりと読んだり、買ってまで読む気にはならなかった。

 

家電にはトリセツは付き物だが、一方で、あえてトリセツを付けないアップルがクールだとかいう向きもある。どっちかというと、感覚的な私は、そっち派だ。本音は、読むのが面倒くさいだけなのだが。

 

恋人や妻に対して、男と女はどうだろうか?

『話を聞かない男、地図が読めない女』『察しない男 説明しない女』『火星から来た男と金星から来た女』といった本があるように、男と女はだいぶ異なるようだ。最近流行りの脳科学によると?どうやら原因は男と女の脳の違いにあるらしい。

 

「それで何事でも、自分にしてもらいたいことは、他の人にもそのようにしなさい。」とは、聖書の言葉だったか。しかし、こと、男女間に至っては、自分にしてもらいたからといって、異性にもそのようにしたのでは、異性の心がわからない無粋な人と思われかねない。

 

そう思って聴いてみると、なるほど・・・。と唸ってしまうこの歌。

「今どきの若者は何でもマニュアル・・・」という無粋は控えることにしよう。

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